打突(だとつ)

 空手と言えば、鋭い突きと華麗な蹴りがよく知られています。上の画像のような、見栄えの良い「上段回し蹴り」に憧れて空手道場の門を叩く方も多いのではないでしょうか。

 ただし、武道空手としては、体格や筋力に劣る者でも実用可能なレベルの技量を修得できるべきと考えています。正しい稽古と努力を積み重ねていけば、自信と実力が身につくように指導していきます。

 また、空手には独特の手足の使い方と鍛錬によって、効果的に相手の急所を攻める技法もあります。このような技法の稽古も、武道空手の楽しさの一つでしょう。

 画像は足の親指で相手の足の急所を押さえています。激しい痛みによって、胸倉を掴んだ相手は逃げ腰になっています。これは圧痛(あっつう)と呼ばれる技の一つです。

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